本日は前回に引き続き木の描き方について説明していきます。最後に描き方をまとめたメイキング動画のリンクを貼りましたのでそちらもご覧ください。
前編を見ていない方はまずこちらをご覧下さい。↓

前回はこんな感じで終わりましたね。まだまだへたっぴな感じです。
さあここからが楽しいところです。
光と影は葉の形を利用してそれぞれ1色ずつ描こう
もちろんリアルに描くなら一色じゃ足りません。でも僕らは限られた時間の中で何本もの木を描くことが多いですよね。だったらできるだけ配色もシンプルにしてパターンを作って絵を描きた方が楽です。

こんな感じです
光源(光の差し込む方向)を決めたらたくさんカモメを描くようにして影と光を書き込んでください。(下の図参照)
夕暮れなら光は少しオレンジがかった色にするといいでしょう。逆に真夏の昼なら青みがかった色がいいでしょう
そしてここにもコツがあります
光も影も葉っぱにブロックがあると思って描きましょう。下の図をご覧ください。

葉っぱをブロック分けして描く
オレンジの丸で囲っているのがイメージしている葉っぱのグループ分けです。絵にもグループがあるのですね。生きにくい世の中です。
何はともあれこれでボコボコした立体感のある雰囲気が出てきます。

木の下の方に葉っぱの密度を下げる「透かし」ポイントを描く
これがあることによって一気に葉っぱの集合体っぽさが出てきます。地味ながらめちゃくちゃリアルになる瞬間ですので忘れずに!この透かしポイントも葉っぱの形を意識して消しゴムツールで削りましょう

時間帯と空の色と相関した色を使用して環境光、反射光を葉っぱに乗せる
ここでも葉っぱの形を意識してトントン・・・と乗せていくのが大事です。光の向きに注意しましょう。

木の幹はごちゃごちゃさせすぎず2色ぐらいに留めておいた方が無難
そして描きたい木の幹を調べておくのが大事です。ツルツルした幹なのかゴツゴツしたウロのある幹なのか。
光の当たる方向に明るい色を乗せてその中に暗い色で線を引く。それだけでも十分ですよ。
そして遂に

完成です
大事なのは描くのめんどくさいなーと悩まずに流れ作業のようにサラサラと木をかける自信がつくことです。
たくさん描き込めばもはや林です。遠目から見て違和感がなければいいんです。

最後に今までの説明をまとめて動画にしました
こちらの解説もおススメです!!
コメント
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