デジタルイラストの仕上がりを左右する「明るさ」や「色のバランス」。その調整に欠かせないのが 「トーンカーブ」 です!
今回は、基本的なコントラスト調整から応用的な色補正まで、トーンカーブの活用方法 を徹底解説します。
1. トーンカーブとは?
トーンカーブとは、画像の 明るさやコントラスト、色のバランスを自由に調整できるツール です。
2. S字カーブでコントラストを上げる
以下のように 暗い部分をより暗く し、明るい部分をより明るく することで、メリハリのある絵に仕上げます。

3. 逆S字カーブでコントラストを下げる
逆S字カーブを使うと、コントラストを抑えた 柔らかい雰囲気 を演出できます。

- 暗い部分を 明るく(影を弱める)
- 明るい部分を 暗く(光を和らげる)
結果として、ふんわりとしたイラストや、霧がかった雰囲気を表現できます。
4. 色ごとの調整で雰囲気を変える
📍 色被りの修正
例えば、写真やイラストが 黄色っぽく見える 場合、次のように調整します。
- ブルーチャンネルを持ち上げる(青みを加える)
- レッドチャンネルを下げる(赤みを減らす)
🌇 夕方の雰囲気を作る
夕焼けを表現するには、以下のようにトーンカーブを調整します。
- レッドチャンネルを持ち上げる(夕日の赤みを強調)
- ブルーチャンネルを下げる(青みを減らしオレンジに)

💡 まとめ
- ✅ S字カーブ でコントラストを上げる(メリハリのある絵に)
- ✅ 逆S字カーブ でコントラストを下げる(柔らかい雰囲気に)
- ✅ RGBチャンネル を調整して色の雰囲気を変更
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