〜ClipStudioを使用してデジタルイラストを描こう〜
第2弾!おすすめ初期ブラシを一気に紹介!
一流の画力がなくても、ブラシを使いこなせればかなりイラストの完成度があがります。
今回紹介しているデジタルイラストアプリ「Clip Studio」については下の記事をご覧下さい。
基本!ペンツール

全ての基本はGペン まずはこれを設定しましょう
基本的なイラストはGペンを使うことが多いです。
このGペンは筆の入り抜き、インクの伸び,筆先の形,筆圧の具合,などなど恐ろしく細かく自分好みに調整することができます。
まずはその調整を行なってください。
こんな具合です↓

でも正直ここはデフォルトのままで良いかと思います。個人的なこだわりがある人のみ設定してくださいね。
正直リアルGペンと丸ペンとカブラペンの違いはあんまりありません(笑)
カリグラフィはレトロなフォントを描くのに便利です。
ざらつきペンはその名の通りザラザラさせられますが正直後から話す水彩ツールで代用できます。
マーカー

特徴的なのはドットペン。1ピクセルの線が引けます。
正直何に使うんでしょう…
フラットマーカーは学校の先生がよく使う赤ペンみたいな感覚です。
イラストというよりポスターの手書き表現などに使いやすいツールですね。
水彩・厚塗り・墨ツール

粗い水彩は雲を描くのに便利 スプラッシュ水彩はテクスチャを作れる
かすれ具合、にじみ具合、色の伸び具合、質感、色の混ざり具合にそれぞれ違いがあります。
正直筆ペンは使いにくいです。水彩丸筆とウェット水彩、粗い水彩、ガッシュくらいで事足りますね
まずは水彩丸筆とウェット水彩、粗い水彩、ガッシュを使いこなしましょう
描くときには絵の具の量も数値指定できるためそこをイジると無限大の表現が得られます。
質感の表現に最適。エアブラシ!

柔らかエアブラシで空の色の調整、スプレーツールで星を描ける
このツールはイラストの質感を調整するのに便利です。
バケツ塗りでのっぺりしすぎた壁などに使いましょう。
なんとなくイラストの質感が足りないなあ…と言ったときに使います。
アスファルトの路面の表現にも便利です
星空を描く時はスプレーのブラシ密度を下げて粒子サイズを小さくすると簡単に星が描けます。
密度を上げると天の川になるので試してみましょう!
【必見】使いこなせれば最強。デコレーションサブツール

樹木は自動で複数種類生成してくれて便利
葉のブラシツールはかなり完成度が高い。手書きよりもいいレベル
厄介な背景の木々はこの二つのツールで事足りる勢いです
地味に優秀なのが右下の点線ツール。ビルの窓や服の縫い目の表現に
デコボコツールも遠景のビルの柱の表現にも良さそうですね
ひび割れツールは石や石柱、古い建築物にも便利です。違和感少ないのでおすすめです
色混ぜツール・吹き出しツール

色混ぜツールは厚塗りブラシと相性◎
グラデーションを作る際に2色で塗ってその間を色混ぜツールでなじませてあげるだけで自然な色の変化になります。
その他にも壁面の泥汚れなんかも茶色で塗った後に質感残し馴染ませツールで再現できます
指混ぜツールは水面の写り込みの表現に特化して便利です。映り込む対象を反転させて指混ぜツールで擦ってあげるだけで水面を表現できる
以上!ブラシツール紹介でした。
さらに詳しい内容と実際にブラシを使っている様子は下のYouTubeにて解説しています。
次からはその他のクリップスタジオの機能紹介をしていきます。
お楽しみに!
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