こんにちは、夏蜜柑です。本日は絵を描く人なら誰もが一度は考えるであろう
星空の下で女の子を立ちすくませたい
という欲求に対する対処法を紹介します。
ブログだと説明がむずかしい部分もありますので記事の最後にYouTubeでの解説動画を載せておきます。
星なしの夜空を初めに描こう
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2023/04/06CECE0E-385A-4AFD-99F8-3BA38C662AAC-1024x576.jpg)
下の方は明るく、上の方は暗い 夜空を描くこと
下の方の空は暖色系の色を上の方の空は寒色系の色を使ってグラデーションにしましょう。
地平線に近い空は太陽光が残っているために色づいていることが多いです。橙色や黄色、時には緑がかった色で描いてもオシャレになります。グラデーションは手作業でぼかしながら書いた方が自動でグラデーションにするよりもムラができてリアルに見えます。
メリハリをつける
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2023/04/BC88B1A6-569F-4EAF-8597-9404039C103C-1024x576.jpg)
水平線付近に光をかいています
これのおかげで「夜明けの絵かな」「前向きな絵かな」とストーリー性が生まれます
空気のモヤを描く
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2023/04/F54D6ABD-9DD6-4C05-BE32-20DED72671A7-1024x576.jpg)
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2023/04/6D10B6FD-AE5E-45F9-8AC4-7EFE8D89EA38-1024x576.jpg)
上の画像(フリー素材のテクスチャ)をオーバーレイで重ねると下の絵の様になります
どうですか?空気感が出ましたね
星を描く
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2023/04/8650779F-6DF4-4BB2-93C8-166A2DCADAD2-1024x576.jpg)
なるべく小さな点で描く
密集度はまばらにする
上の方の暗い空ほど星の数を増やす
「なるべく小さな点で描く」これは意外とミスしがちです。星を光らせるために後から光をぼかします。大きな点で星を描いてしまうとなんとなく締まりのない星空になってしまうのです。これ、意外とやらかしている人が多いです。僕はクリスタ(iPad版)でpixel数が1ptくらいで描いています。
「密集度はまばらに」これも上と同じでイラストに立体感、奥行きを生み出すコツになります。それを意識することでイラストに締まりが出ます。
「上の方の暗い空ほど星の数を増やす」なぜ夜だけ星が見えるのか?それは空が暗いからです。だから暗い上の方の空ほど星の数を多くするんです。一見当たり前ですが意外とのっぺり星をバラつかせている人多いです。
この星空を横着してブラシの散布効果を使う人多いですが慣れるまではダメです。上の3点を全く意識できていないただの点の集まりになってしまいます。
星の光らせ方 : レイヤーを3枚に複製して下の二つにガウスぼかしで星が光る!
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2021/09/B08F11FF-E45C-4B51-B002-28C3821BF830.png)
図にしました。これがめちゃくちゃ大事
気をつけることは一番上の星レイヤーには手をつけないことです。ミスった時に取り返しがつかなくなります……
一番上の星レイヤーはぼかさないことで星に核ができてキリッと光ります
色をつけてぼかしたレイヤーを星の上に乗せる。その色レイヤーは合成モード「ハードライト」がおすすめ
![](https://medicalillust.com/wp-content/uploads/2021/09/10B48FB9-BAB6-4148-AF94-0C2839A43FE8.png)
するとこんな感じに光ります
ひとまず星は描けましたね!!次は天の川と流れ星の描き方です。次の記事もよろしくお願いします。
後編はこちら!!
日中の空の描き方はこちら
木の描き方
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